『あたたかい地域社会を築くための指標 ―荒川区民総幸福度(グロス・アラカワ・ハッピネス:GAH)―』

表紙写真編者: 荒川区自治総合研究所

発行: 八千代出版

(初版:平成22年5月27日、第2版:平成22年9月29日発行)

価格: 667円+税

ISBN: 978-4-8429-1520-3

執筆者一覧

神野直彦(東京大学名誉教授)、月尾嘉男(東京大学名誉教授)、森川正之(経済産業研究所副所長)、広井良典(千葉大学教授)、西川太一郎(荒川区長・当研究所理事長)、阿久戸光晴(聖学院大学学長)、藁谷友紀(早稲田大学教授・当研究所理事)、南隆男(帝京大学教授・慶応義塾大学名誉教授)、坂田一郎(東京大学教授)、平山修一(GNH研究所代表幹事)、二神恭一(早稲田大学名誉教授・当研究所理事・所長)

目次

はじめに

I なぜ、いま幸福度指標が問われるのか

1 豊かな自然、人間の触れ合いと絆が幸福をつくる(神野直彦)

2 一人一人の意識改革が幸福を実現する(月尾嘉男)

3 GDPと幸福度(森川正之)

4 地域の「幸福」とは―コミュニティと創造的福祉社会(広井良典)

II 荒川区民総幸福度(GAH)とは何か

5 荒川区民とともに、基礎自治体の挑戦(西川太一郎)

6 幸福を実感できる地域づくりのために―指標づくりの試行錯誤(阿久戸光晴)
7 経済学からGAHについて考える(藁谷友紀)
8 心理学の観点からGAHについて考える(南隆男)

9 二歩先の「幸福実感先進都市」を目指す(坂田一郎)
10 GNHの日本への応用は可能か―荒川区におけるGAH政策の試みを参考として(平山修一)

III 荒川区民総幸福度(GAH)の力

11 荒川区における取り組み

1 荒川区民総幸福度(GAH)の導入経緯

2 荒川区におけるGAHに関する活動年表

3 庁内プロジェクトチームにおける検討

4 ブータンへの視察

5 荒川区政世論調査における幸福度調査

12 荒川区自治総合研究所における調査研究

1 荒川区自治総合研究所における研究

2 今後の取り組み―GAHの向上を目指して

おわりに

基礎自治体の住民の幸福問題について(二神恭一)

資料

荒川区政世論調査

荒川区自治総合研究所紹介

最終更新日:平成27年8月18日