設立趣意書

今日、急速な少子高齢化やグローバル化など、社会経済状況は時々刻々と変化しており、行政の課題はますます多様化・複雑化している。

このような状況の中で、住民に最も身近な自治体である我々基礎自治体が果たすべき使命とは何であろうか。それは、住民の悩みや願いを受け止め、その声に真摯に向き合い、地域の将来を見据えて新たな課題に果敢にチャレンジしていくことを通じて、誰もが幸福を実感できる地域社会を築いていくことである。

真に幸福な地域社会を築いていくためには、個々の自治体が、日々懸命な取り組みを進めていくのはもちろんのこと、同じ問題意識を共有する基礎自治体同士が連携し、互いに学び合い、持てる力を結集し、補い合うことが重要である。そして、そのようなムーブメントを全国に広めていくことが、地方自治の改革ひいては幸福大国・日本の創造につながっていくものと考える。

このような趣旨から、我々は「住民の幸福実感向上を目指す基礎自治体連合(通称:幸せリーグ)」を結成する。これは、住民の幸福実感向上に向けた基礎自治体間の相互の連携・協力、自治体職員の学びの場を設けることにより、基礎自治体が互いに切磋琢磨し、行政運営の一層のレベルアップを図るものである。この幸せリーグの結成が、真に住民本位の行政の実現、そして、誰もが幸福を実感できるあたたかい地域社会の実現につながっていくものと確信する。

平成25年6月5日


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